手賀沼ブートキャンプ(4/19)
桜輪会は日々の訓練を欠かさない。
予備軍の現役を鍛えるべく、手賀沼ブートキャンプを開催。
しかし、今回は小島選手のみとなり実質桜輪会3名の練習に現役が合流する形となった。
10時前に到着すべく自転車を外に出すと後輪がパンクしている。
原因は不明だがバルブ根本から空気が漏れているので、3分でチューブ交換し積み込んで出発。
小島選手をピックアップし、千葉方面へ。
9時半には到着し、着替えてから全員で周回コースへ。
■メニュー
4周耐久走、レース走1周
これを2セット。
■1セット目:1:29:36 49.38km avg33.1km/h 155bpm 87rpm 263w
アップ区間のデータも入っているので、実際はもっと過酷だと思う。
1周目はコース下見ということだが、すでに速い。
向かい風区間でも30km/h後半で進むので、脚に乳酸が少しずつたまる。
2、3周目も向かい風でやや登り勾配だが、少しペースを抑える程度で、レース強度より少し下くらい。
10km周回のうち、信号は2箇所程だがわずかに休めるのが救い。
こういう所を走ると、公道で速いのとレースの脚は別物だと感じる。まあここも公道だけど。
ラストはレース走と言う事で、向かい風でも44km/h程まで上げてみるも、脚が最後まで持たなそうなので、ギリギリいけるハイペースでローテ。
3周で蓄積した疲労の中、横風区間を抜けた辺りからアタックのタイミングを伺う。
最後だけのスプリントだと大井と同じ練習になってしまうので。短時間のスプリントよりも耐えるのがテーマだし。
後続車があるので位置取りは1列限定だし、練習で勝ち負けにこだわって脚溜める意味が無いので、苦しむべく2セット目の事は考えず2km弱を残して独走。
小島選手が先頭交代した瞬間を選んだのは、脚使った直後にレースで耐えるための脚を作ってほしかったのと、桜輪会員2名なら一気orペースで詰める判断をして、自分を吸収するまでに上手くローテ回してくれるだろうという考え。
とはいえ、自分も逃げ切るのが一番負荷がかかるので、ゴールまでギリギリもつペースで踏む。
最後の信号(ゴール)が見えかけた辺りで振り返ると後ろに小島選手が見えたので、踏み直して逃げ切り。
着順にはこだわらず、わずかに余力を残して限界ペースを刻めた。かなりきつかったが。
小休止してからコース外を流し、練習再開。
■2セット目:1:24:13 43.26km avg30.8km 162bpm 82rpm
パワーは300w超えてるので除外だな。
速度に対して心拍が高すぎる。
1セット目で出しきっている感もあったので、たしかにきつかった。
2セット均等にこなすのも大事だが、1セット目にレースに近い強度を出せたのは良かったと思う。
ということで、更に爆風が強まる中淡々と3周程こなし、桜輪会員も疲労の限界に達してきた。
そんな中、小島選手が健闘し、表情は非常に苦しそうだがローテに加わり自分と二人で最終周回に。
ラストはレース走という事だったが、小島選手の表情からして逃げ切りを狙ってITTになると耐える練習をさせられないので、最後まで回せるペースを保つ。
といっても高負荷が出しきれない状態でのちぎり合いは、山ならまだしもクリテではあり得ない(ペース落ちてる時点でDNF)ので、そのままゴールを目指す。
最後の登り返しからのスプリントは、精神的にも出し切るべく備えると、下りの小島選手の速度が速い。
練習時はあまり気にならなかったが、メーター見るとその日の最高速だった。
登り返しで、腰を上げたのでスリップに入り捲るも、白バイがゴール前で車を取り締まっており終了。
体格的に速度は出やすいと思うが、それまでの巡航ペースと辛そうな様子からして、最後にあのペースを出せるのは逆に課題。
あの時間、耐えられるようになったのはスタミナ的に一定水準に達していると思うが、まだ無意識に脚をためている可能性がある。
自分としては小島選手の様子を勘案して最後まで行けるペースを狙ったつもりだった。
ならもっとペース上げろよと言われても仕方ないが、最後の勝負にこだわらずに出し切るべき。
クリテは牽制状態以外は脚溜める余裕なんて無いので、レースの勝負所で残れるように精神的なりミットを外してほしいと思って書いた。
OBでも辛い中、最後まで残れてるだけにそう感じた。
帰りは翌日に備えて、迅速にタンパク質を糖質を補給し、車へ。
記念撮影してからすぐに帰路。車中でも水分とエネルギー補給を続けた。
また走りたいコースだ。
距離: 104.13 km
タイム: 3:23:42
平均スピード: 30.7 km/h
高度上昇値: 301 m
カロリー: 1,931 C
平均気温: 22.7