JCRC第3戦 群馬CSC

6時前起床で8時半過ぎに現地到着。
程なくして大場も到着。

数分下山してから登り、SFRや神経系をこなししっかりアップをしておく。
このアップの方法は修善寺でも使ってみよう。

受付も済ませてあるので、集合場所でのんびり過ごす。
知り合いの方々と少し喋ったり。


リラックスした雰囲気で11時にスタート。
半周ほど大場と後ろで待機して様子を見るが、登り区間手前から2度ほど大場が様子見の抜け出し。
追うでもなく、中途半端な反応だったので戻り、そこそこのペースで2周ほど。
登りはペースを上げるとバラけそうになり、明らかに自分や大場の方が余裕がある。
3周目あたりで一人脱落。


スタートゴール地点で一人アタックをした選手がおり、本気な感じだったので単独で追いつき当然大場も合流。
日野な方もきて4人になり距離も開いたので、全員無言のまましっかり下りで踏み差を広げる。
だが、日野な方が明らかに下りが遅い。牽引力もないがローテには入ってくるので上手く回らず。
半周程で振り出しに。

その後もローテはしっかり回し、登りも見送りされない程度に25km/h程まで上げると集団はバラけるが、
アメーバの様に結合し誰も脱落しない。


吸収後は散発的なペースアップもあるが、動きが無いので大場と二人で抜け出すも、後続は事前に練習してたかのように綺麗にまわして追い付いてくる。
そんな中、先ほどアタックした選手が再び抜けだすと、単独ならあっさりと容認され決まってしまう。
この選手は最後まで逃げ切り優勝。


この単走を追う際も登りでペース上げて、平坦で脚を止めたり、非効率な謎の動きが発生。
下りが遅いわで結局ペースが上がらない。

その後も登りもペース上げると皆キツそうで、大場とローテしながら下ると下りでもバラる。
そのタイミングでペースを上げて引き離しを図ったり抜け出しを目論む人とローテで抜け出すも、絶妙な追走でしっかり追ってくる。


もう最後の登りまで動きは無いだろうと言う事で、2周程大人しくすることに。
この短距離でも脚は使ってきたので、ガス欠防止のためにジェルを飲む。


やはりジャンが鳴っても動きが無いし、最後の心臓破りまでペースも上がらない。
いよいよ牽制な感じになったので、単独で30km/h付近まで上げると誰も来ない。


抜け出すと数十メートル差が開いたので、腹をくくりそのままゴールまで全力で踏む。
後ろは大場が抑えてくれると信じて、ガーミン掴みながら頭下げて下りも耐えると後ろの差はそれほど詰まっていない。


ラストのコーナーも45km/h程で抜けるが一気に差が詰まっている。
もう踏むしか無いので、ペースをキープすると背後まで迫って来ているので、振り返ってしまった。
その瞬間に追走の先頭がスプリントを開始し、僅かに踏み遅れ脚も残っておらず、ズブズブの最後尾。
昨年のリプレイの如く、またしても7位でゴール。タイムは1秒差。


何度も抜け出しアタックもかけローテも回し、大場と積極的なレースをした。
最終局面も大場にしっかり抑えてもらって少しでも上の順位を狙ったにも関わらず、僅差で昇級を逃すという痛恨の結果に落胆。
言葉も出ないが、多くの反省点があった。


まず、最後の直線まで単独で来たなら振り返らずに、もがききるべきだった。
僅かな挙動がスプリントを落とす原因になった。


そして、脚も足りない。
動いた回数や運動量からして、逃げ切った選手と大場と自分は明らかに体力ボリュームでは勝っていた。
しかし、最後でゴール前までに差を詰められてしまったのでは力不足としか言えない。


昇級は当然として優勝を目指して走り、逃げ切られた後も出来る限り上の順位を目指して走った。
しかし集団は6位以内に入る事を第一に考えて走っている人が大半だった。
自分も昇格のみに焦点をあてて、そうするべきだったのかもしれない。

だがリスクを取って惨敗。
自分の今の実力で走るなら、手堅く走った方が確実に昇級出来た事になる。


9人中6位以内に入れば良いという、特殊な条件で走ることになったとはいえ、勝った選手が強いのがレース。
なので実力を見誤って全てを失ったが、これに懲りて後手に回るのは論外。
今後も積極的に前に出ることで、上位に食い込む確率を上げる方針でいく。


それがレース展開の基本だと思うし、次のレースでも6位以内に入るミッションがあろうとそれは変わらない。
地道に練習を積み上げれば自ずと結果はついてくると信じているし、シーズン後半の目標としているレースはその姿勢が無いと完走すら出来ないだろう。


今回昇級出来なかったのは痛恨の極みだが、気づけた事もあるのでしっかり明日以降に活かそう。



悔しさばかり書いたが、数年ぶりに大場とレースを走った。
大場の走りを見ているととても勉強になるし、同じジャージを着て積極的なレースが出来たのは純粋に楽しかった。
結果を出せず、一緒に走ってくれた大場には申し訳ない気持ちだが、精進してまた同じレースを走りたい。


気を緩めず次につながるきっかけになったし、充実した一日になった。
趣味でも勝負する気持ちは忘れずに走り続けたい。