JCRC第2戦 修善寺 Bクラス

5時半起床で6時出発して修善寺へ。
大橋ジャンクションの上りが先日の火事で通行止めらしく、首都高乗る区間が短いなら乗る意味ないと判断し、用賀経由で東京インターから東名へ。


8時45分にCSC到着。

あまり時間ないので、自転車組立てて着替えながら補給して受付だけ済ませて、ストレッチしてから30分程アップ。

数回もがいて脚の軽さを感じたので、スタート30分前からトイレ済ませたりスタート地点で流したりしながら待機して、招集かかってから2列目くらいでスタート。


概ね20km/h程度で1号橋から登っていくが、スキップの二人が先頭をかためている感じ。

頂上でアウター切り替える直前まで160bpm程度だったので、アップ不足かなと思ったが、キツくないので調子は悪く無さそう。
下りも減量に失敗しているため、みんなが下ハンで頭下げて踏んでいるのに、自分は上ハンもってあまり漕がずに前に出てしまう。


2周目に駒澤の渡邉選手が無印ジャージの選手と抜け出し、しばらく泳がされていても余裕そうなので飛び出して乗っかるが、合流して3人になるとペースアップして詰められてしまう。


3周目も前をキープしていると、上りで20km/h超えている時間が多く数名で抜けだして下りで踏んでも、すぐに誰かが詰めてくる。
渡邉選手は後ろで完全に休んでる。

時々リストラ狙いのペースアップを誰かが行い、集団も半分程度まで削れてきた。といっても20人位いるけど。

そんな中、ペースアップでも頂上で170bpm前半なので、心肺的にはあまりきつさを感じない。
脚は軽くも重くもないが、このくらい余力が無いと最後に勝負出来ない。

なので調子に乗らず、ペースアップには一気に対応しないで動きそうな時に少しずつ上げておき、緩急つけずに対応するようにした。
そろそろ存在感出しておく必要があるので、下りも再びローテションに加わる。体重があるので前に出やすい。


5周目に入るまで、相変わらずスキップの選手が一人先行したり先頭を固めたりしているが、特にペースが早くも無い。
チームメイトが先頭で抑えていても、逃げるでもなくあまり効果が無い動きに思えた。

もう少し速ければ、誰かが乗ると思うが二人して脚力を浪費している。

人数はまだ15人位いるが、1号橋の頂上で少しバラけているのを確認したので、下りに入る前から数名でペースを上げ、下りも脚を緩めずに突入して数名削る。
後ろでうまいこと声出して、下りを誰かに踏ませようとしている高校生がいたので、ローテパスさせずに前に出るように促したらちゃんと出た。
2号橋から休憩所までで予定通り数名脱落。


少し先頭に出るメンバーが変わって来て動きそうな雰囲気を感じるが、ペースで登ったら数秒離れた。
ペースは決して遅く無く、息が荒れている選手も増えてきた。
だが、逃げるでもなく秀峰亭後に休むためにそのまま登る。

いつのまにか渡辺選手も視界に入る位置まで上がっている。

渡邉選手をメインに注視していれば大丈夫だろうと、焦らず最後に備える。
秀峰亭直前で数名が合流してきたので、その時に休んでいた分でペースを上げて集団が伸びる様に走り、それにまた被せてくる選手がいるので、結果人数が8名まで減った。

ジャンが鳴り、1号橋を登るが牽制にはならずペースが上がっている。
後半で勝負してリスクを上げるくらいなら、ペースで登って脱落させて昇級する算段は皆同じようだ。

頂上に向けてペースは落ちず、池ノ上でアウターにかける直前で24km/h程度で巡航。

2号橋までの下りは団子で通過したので、最後に備えてあまりペースが上がらない。

しかし、上りに入った瞬間ペースアップするのは明らかなので、登り返しで先頭に出て、行ける所までアウターで踏んでいたら、案の定ガンガンペース上げて追い上げてくる。
休憩所の所でメーターみたら32km/h出てた。


一瞬ペースが落ちるが、それでも今まで周回より速い。

ロスはあるが、ラインと速度を潰されないようにアウト側を走っていると、渡邉選手がジリジリペースアップ。
それに躊躇なく飛び乗り、3人で先行し秀峰亭を通過。

が、頂上で一段上げられて微妙に遅れる。
ペースで追っていると、先ほどの高校生が単独で合流したので、ヘアピンをスリップに入ってやり過ごす。
これで4位以上確定、と安堵していたらそれ以上のパワーに対応出来ず、再び遅れる。

といってもオールアウトした訳じゃないので、ペースを保って距離が一気に開かない様に単独でゴールを目指す。


後ろを見ると、十数秒程後ろに3人の追走がいる。
まあ追いつかれないだろうと思うが、脚は一切緩めずに長者ケ原手前で後ろを見ると、何か喋っている。

おそらく3名で自分をパスすれば、6位確定なので回していこう!的な感じなので、早めにアウターにかけて下りに突入。

振り返ると一気に3秒差程になっているが、大丈夫そうなのでそのまま踏んでいると、観客が叫んでいるのでもう一度振り返ると間近に迫ってた。
なので腰を上げて踏みなおして振り切る。

何とか4位でゴール。
優勝は予想通り駒澤の渡邉選手。


■データ::53:57  avg33.36km/h max67.2km/h avg155bpm max197bpm 82rpm 276w

https://www.jcrc-net.jp/2014k/result/1402/s1402b1.pdf

下りの最高速がそれほど速くないので、上りで結構出力したと思う。
練習通り、心肺の負担を減らすためにギアをかけ続けたので、ケイデンスが低い。

パワーはここまで高い事はあり得ないけど、Sクラスで自分より5%程軽い選手の平均出力が、240w台だった。
なので、体重差と平均速度を勘案すると250wは超えてるだろう。

2号橋からの4分間は5.5倍程度だったらしい。
もはやBクラスとは思えないキツさだった。


【所感】
正直、昨年のリザルトのアベレージなら、3月頭の体力ベースでもギリギリ入賞出来ると思っていた。
しかし、その先にもレースがあるので出来る範囲で調子を上げていこうと思って臨んだ。

また、駒澤の選手は練習で一緒に走った感じでは、ぶっちぎりで優勝すると思っていた。
なので、決定的な動きに乗り遅れると、後ろで6位争い的なリスクを抱えそうだったので躊躇なく乗った。

最後に少し遅れてしまい、追走に吸収されかけたが、上りはペースで踏みとどまり、最後にスプリントで踏みきれた。
リスクを取らずにリスクを抱えるよりも、上り勝負なら前に飛び乗る方が上位に残る確率は上がると思う。

という事でゴールしてみれば、今の力でギリギリ昇級と言う事で結果オーライ!?

まあ、このアベレージを50km維持しても、昨年の学連の修善寺オープンならメイン集団完走レベル。
下りは人数多い分、今回より速そうなので、上りは同じくらいだと思うけど。

出るかは別にして、まだまだ鍛えないと上のクラスのレースでは戦えないな。
次のJCRC群馬は大場と久々に走るので、根性入れて頑張ろう。


大場はSではなくAクラスに出るので、チームで動く以前にまともについていくのが一番の課題。
結局自分で勝負出来ないとチームメイトの力も活かせないので。