メーリスでの練習内容変更の経緯(号外)

以下、メーリスで送った明日の練習内容変更の理由です。

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理由は年間まとめ・直近のレース内容から、連光寺いろは坂の練習メリットが、
来週のレースの結果に直結しないと考えての事です。

連光寺で得られるものは、対乳酸性や反復力がメインですが、
今の少ないベースから仕上げても、伸びしろは限定的でしょう。

もちろんレースを完走するベースがあれば練習が結果に反映されますが、
今必要なのはダッシュ力やスピードスキル(回転力やギアを掛けるスキル)と、そのベースとなる持久力です。


私も年内いっぱい、高強度の練習を一緒にこなしましたが、現役よりもわずかに多い練習量を確保している自分でも、
頭打ち感が出て、好調な時期の短さを感じました。


連日高負荷こなしていると思っていても、徐々に追い込みが甘くならざるを得ず、狙った負荷が
掛けられなければ、反復力も伸びません。

これは単純にベース部分の強化が不足しているからです。
同じ事をやって周りよりも顕著に伸びる選手は、ベースがあるからです。
スポーツ歴や身体的な資質が関係してくると思います。
(これは一緒に練習している成蹊大学の選手もブログを見てる前提で書いてます)


特にうちの2年生二人は同じ事を繰り返していても、昇格はおろか完走も厳しいでしょう。
スキル以前に、フィジカルがレースに追いついていないため、レースを消化するだけになると思ってます。
(昇格者が抜けた分も誤差の範囲です)

今、月末の3戦目に昇格を見据えた練習をしても無駄になる可能性が高いです。
仕切りなおし、完走できる力をつけるのが先決と判断しました。


とはいえ高強度トレーニングを実践するための他大学との交流やそれを実践してきた意義も
大きいと思っています。
それでも、短期的な結果を犠牲にしてでも、中期・長期の結果につながる部分に
目を向け直す契機を作る必要があります。


明日の練習が直近の結果を変える事はあり得ないですが、地道に必要な事をやるきっかけにしましょう。
また、直近の昇格が難しくとも得るものは必ずあるので、1戦ずつ少しでも上に行けるように取り組みましょう。
そして、致命的な練習量の少なさを逆転しなければ、結果もついてはきません。


学生的には練習時間の捻出が厳しい時期だし、学生の本文を全う出来なければ本末転倒です。

しかし、その結果練習量が確保出来なければそれまで、と言うことです。
全て本人に結果として返ってきます。

全ての学生が同じスタートラインで戦う以上、自分のやってきたことをレースで出し切る以外に
結果はついてこないからです。

厳しいことを書きましたが、OBはアドバイスや練習相手になる労力は惜しまないので、頑張りましょう!