2015-16W JCRC#2

■2015/04/18 荒川:90km
平日の疲労感がすさまじいが、脚を回しておかないと前回レースの二の舞なので、監督に練習オファーを出し退路を断っておく。先日の小山田でパワーメータのマグネットが取れたため、マグネット較正に手間取り就寝は2時過ぎ。
翌8時から荒川へ。案の定、のどの渇きと空腹感が尋常でなく、200Wで走ることすらしんどい。堀切あたりで監督と合流し、じっくりと軽いギアで体を動かす。脚が自然解凍されたあたりでメーターを見るとすでに70km超。50kmのレース前の調整としては長すぎだが、無意識に乗ってこのくらいなので悪いことにはならないだろう。
王子で監督と別れ、アマンダへ。念のためフレーム診察してもらったが、予想通り大丈夫の一言。ついでにカーボンハイブリッドフレームや木製ディスクの話を聞いたりしていたら、続々と信者(カスタマー)が集結し始め、いろんな話を聞くことができた。ソーヨーと共同開発した新しい超軽量チューブラの試乗やら、つくばの某研究機関との共同研究の話やら。気づけば90分くらい長居してしまった。帰って昼寝、メンテナンス、積み込みして23時くらいに就寝。

■2015/04/19 JCRC#2群馬CSC
5時半起床、5時50分出発。ロードレース並みの密集度の関越で群馬へ。8時ちょっとすぎに会場入り。アップはCSC反対側の坂を3本。1本目は体調に逆らわずゆっくりと軽いギアで脚がほぐれたあたりからペースで、2本目は高回転ダッシュを2本、3本目は脚を回すだけ。

  • 1h18m06s, 256W/271W, 172bpm, 97rpm

最後尾スタートでローリング中に中ほどまで上がっておく。ローリングが長く、集団が十分落ち着いてからのスタートだったので、ほとんど気を使うことはなく。リフト坂くらいまでは中盤を維持するが、この位置では加減速が増幅されてしんどいので、登り返しでがら空きのイン側レーンを使って前10番手くらいに潜り込む。空気抵抗は受けるが、加減速で脚を使うよりよっぽどマシだし、できるだけ集団を絞り勝率を上げるためには先頭交代に加われる位置を維持することが必須。まだまだ玉石混合の集団はピリピリ、罵声が飛んだり押されたり、肩つかまれたりと、脚に余裕のあるコースだけにいろいろと気を使うところが多くてストレス。
1周半完了時点あたりで自動的にふるい落としが完了し、お互いの実力確認が終わり前5番手以内にいることが格段に楽になった。ここまでのおぜん立ては想定通り。ここからは入賞に向けての動きを始める。プランは徐々に集団を絞っていき、状況によっては逃げにブリッジor自分で逃げる。3周くらいは散発的なアタックはあるものの、アタックというほどのキレはなく1分程度泳がされては集団に吸収されるを繰り返す。やはり群馬はアタックが決まりづらいようだ。下りや登り返しはそこそこ、登りでプログレッシオーネ的にあげていってリストラを図る。
4周目くらいに決定的な動きがあり、飛び出した1人の選手が1周半近く先行する。集団はお見合いで追う気配なし。まずいか?と思っていたら、逃げていた選手が戻ってきた。メカトラのようだ。(後にTwitterで知ったが、スピードプレイのシャフトが抜けて走行不能になったらしい)
他のアタックに関してもすべてやる気があるのかないのか。集団は誰かが追うだろう的な雰囲気、逃げはとりあえず集まるけど誰も真面目にひかない。集団には明らかにスプリント狙いの選手が多く、逃げの脚・目論見がそろわないこの状況は非常にまずい。
最終局面まで先頭交代には加わり、登りはプログレッシオーネ気味に進めていくもジャンの時点で20人強の集団。ジャンとともに優勝した外国人選手がアタック?したので追走に入ったが、やっぱり回すことはなくほどなく集団に吸収される。リフト坂、心臓破り共に集団崩壊させるべく先頭で突入するも、ほとんど焼け石に水。そのままバックストレートまで先頭でこなすも、列車が出来上がりはじめ、君たちは今までどこにいたのだね?という選手がわらわらと前に上がってくる。この人たちはノーデータなので、たまに前に上がってきていた選手の後ろについてスプリントに備えるも、最終コーナーでつまり15番手くらいからスプリントスタート…といってもこの時点でトップと1秒くらいの差がついているので、差せるはずもなく。スプリント勝負ははなから投げていたのでゴールラインもよくわからず。

ゴール後脚を緩めた瞬間に左ふくらはぎがピキーンと。結構ひどくやってしまったようで立っていられない。10分ほど芝生に寝っ転がって、ようやく回復。豚汁食べて、撤収。円谷さんとランチ・温泉をご一緒し、麓のダムカードを入手して激混みの関越へ。藤岡あたりで強烈な頭痛と眠気に襲われ、一定速度で走るのすらしんどくなったので事故る前に上里へピットイン。10分ほど寝るつもりが気づけば30分近くも寝てしまった。おかげで渋滞は倍に伸びていたが、意識はすっきり、20時過ぎに無事帰着。

やはり決定力不足が課題。付随して自分が何回どのくらいの精度のアタックをできるのか、いわゆる何本マッチを持っているのか把握できていなかったことが問題点。余力を残して先頭交代に加わり続けられることが分かったのは収穫。