20130720-23 北海道・道北ツーリング サマリー

今年の夏休みは再び北海道へ行くことにした.最東端の納沙布岬を目指すか,最北端の宗谷岬を目指すかで悩んだが,航空券の都合で最北端を目指すことにした.出発地点は2年前のツーリング(新千歳→真狩→小樽→富良野旭川)の続きということで旭川空港,週末の白馬を考え3泊4日の行程.今回はより自由度を持たせるために,往復航空券のみ予約し,宿は天気・体調を見ながら予約していく作戦に.というわけでサマリー.詳細版はそのうち.

始発の地下鉄で羽田空港へ.0640発旭川空港行きに乗り込み,9時過ぎには旭川空港を出発.天気は快晴,気温は23度と走りやすく,距離を稼げそうな予感.結局北上して士別に着いたのがお昼頃.次の町まで90kmあるが,まだまだいけそうだったので山を越えて日本海側へ.3級山岳霧立峠を越えたところで,羽幌のユースホステルにTEL.無事今日の宿を確保し,のんびりと海沿いを走って羽幌遊歩YH着.ちょうど花火大会の日だったので,海まで花火を見に行ったり,宿で一緒だったアンモナイトの発掘調査を行っている大学の先生&学生さんといろいろ話をしたりした.北海道は化石が良く取れるらしい.

今日も快晴.初日走りすぎたから,稚内まで行けてしまうかも…と思っていたら本当にいけてしまった.この日のポイントはもちろん海沿いを走るオロロンラインとサロベツ原野.歩道もガードレールもなく,原野に一直線に延びる道をひたすら北上.地平線を見ながら走れるのは,国内では北海道くらいなもの!?稚内着は15時前.この日に宗谷岬に行っても良かったのだが,なんとなく立ち寄ったフェリーターミナルで利尻・礼文行きのフェリーに間に合うことが判明,今回北を目指しているので,急遽予定変更で礼文島へ出発!同時に桃岩荘YHを予約.電話で「夜は歌ったり踊ったりしてうるさいけど大丈夫ですか?」と謎の確認を取られる.どういうことだろうか??

YHのお姉さんの言うとおり,歌ったり踊ったりな夜だった.とても特殊なYH.昔のユースは皆こんな感じだったらしい.当初,この日の最終便で稚内に戻る予定だったが,宿を確保するのが面倒だったので連泊.この日は1日礼文島でのんびり.4時間のトレッキングをしたり,島内を自転車で回ったり,夕方からはユースの常連さんの仲間に入れてもらって,浜でかまど作ってお好み焼きを作ったり.一日のんびり.やっぱり夜は歌って踊る.ノンアルコールで.

いよいよ最終日.名残惜しいが盛大なお見送りを受けて,稚内へ.稚内着が0930,飛行機は1540発,宗谷岬往復は60km程度なので比較的余裕.風の吹く海岸線をひた走り,宗谷岬へ.残念ながら宗谷一帯は霧がかっていたが,最北端の地に無事たどり着いた.確かに桃岩の人が言うように,あまり最北端感はない.空港に戻って,遅いお昼を食べ,羽田に向けて出発.

総走行距離 Bike: 432.32km / Hiking: 12.24km