20130112 つくばLSDツーリング

会社のクラブでつくば方面へ.東武線で栗橋まで行く予定だったが,輪行完了後に替えチューブとサドルバッグを丸ごと忘れたことに気づき,取りに戻ったため間に合わず宇都宮線で.

栗橋駅からはT氏とTTTでよく見かける橋を渡って,利根川左岸を海方面へ.道の駅で集合してから,まずはN氏の待つ中継地点のつくばりんりんロードのつくば休憩所へ.今日は7人.いつもどおり国道は横断するのみで,県道やよくわからない農道をつないでいく.直角コーナーが多い上に,企画のKさんが立ち上がりで微妙に踏むので,LSDなのに脚を使う・・・もてぎ仕様でGARMINの画面を戻していないので,見にくいがそこそこ速度が出ていたのでは.

つくばりんりんロードというのは旧筑波鉄道の線路を整備して,自転車専用道路にしたものらしい.通りで休憩所がホームの形をしているわけだ.それにしても寒い.GARMINの温度計は2度をさしている.通気性抜群のインフェルノでは額が痛い.キャップを買うべきか.

そしていよいよ筑波山へ.まずは上曽峠へ.いつもの強力な3人についていくも,終盤で失速.というか常時インナーロー縛りで非常にきつい.途中勾配10%を示す道路標識があり気持ちがなえたが,その看板付近はむしろ緩斜面.通りできついわけである.なんとかM氏を視界に捕らえた状態(K氏,N氏はすでにダウン中)でクリア.早くも脚がボロボロだ.

そこから尾根伝いに少し登って,「デンジャラス」な下りへ.確かに路面が荒れていて,登りでまったく痛まなかった腰が痛くなった.下界に下りて来るや否や2本目の登り.ここが本日のハイライトで,超激坂だそうだ.いきなり蓑毛のような坂が見えてくる.N氏いわく勾配19%.一瞬緩んで16%だそうだ.ありえない.しかしアスファルト舗装かつシッティングで蛇行せず登れるこの程度は序の口.だんだん道が怪しくなってきて,もうやめたいと思い始めたあたりで路面がコンクリート舗装に変わった.勾配もきつい.蛇行しながら上るが,39x25では踏み抜けない.コンクリート舗装区間は500mほどらしいが,アスファルト区間で十分に脚が削られていることと,常識はずれの勾配に歯が立たない.クランクと自重が釣り合い、ハンドルを引き付けないと回っていかない.こんな経験は初めて.慣れない蛇行で高度を稼ぐも,側溝に落ちそうになったので潔く辞めて押して登る.屈辱.しかし進めるには進めるけど,ぜんぜん楽じゃない.走行しているうちに後ろからA氏が迫る.自転車に乗って.・・・わけがわからずずっと押していたけど,よくよく考えてみると超急勾配区間は抜けているようだったので,またがってみる.回せる.というわけで,再乗車しなんとかゴール.ありえない傾斜だった.ルートラボ上でも平均勾配19.6%だったので,瞬間的には20%後半なのでは?次は乗車率100%を目指して28tを装着してこよう.

尾根伝いに進み,山を下りて山居という蕎麦屋へ.常陸秋蕎麦?しっかり栄養補給をして,出発・・・と思ったらシューズカバーのジッパーが壊れている.ショック.どうやらこの蕎麦屋さんに来るために筑波山の東側に出てしまったため,もう一度峠を越えないといけないらしい.朝日トンネルという迂回路?もあった(調べてみたら昨年11月に完成したばかりだそうだ)が,朝日峠へ.ここはイニDで有名らしく,ドリフト対策がすごかった.今までの峠に比べれば緩く,ご飯後ということもあって集団はまったりペース(普通につらい)で進行.最後K氏がかけて,微妙に反応してみたがN氏にまくられ終了・・・.

あとは平地をひたすら道の駅に向けて.途中でN氏が江戸川CRで帰ると言い離脱.さすがです.M氏時々A氏で先頭交代しながらひたすら道の駅へ.ギリギリ日没には間に合った.解散後,薄暗い利根川CRを通って栗橋へ.帰りは東武線でT氏と帰宅.

duration 6h30m18s
distance 160.09km

ルートラボで解析した結果,今回登った3つの峠の平均斜度はそれぞれ,9.2%,12.5%,7.9%だった模様.

ところで朝の利根川Garminが処理落ちし,強制終了後に再起動した.練習中は問題なかったが,Garmin ConnectでもTraining Centerでもデータが読めない事態が発生.gpxデータを吸い出してみるも,ラップごと?に断片化されている上に,情報がだいぶ抜け落ちていた.そこでいろいろ調べてTCX Converterというイタリア製のフリーソフトでgpx→tcx変換を行い,事なきを得た.といっても心拍データや温度データは落ちているのだが.
どうやら一般的なGPSログのフォーマットがgpxで,tcxやfitはGarmin独自の形式のよう.fitファイルの修復がうまくいけば,心拍データや温度データも回復させられたのだろうが,残念ながらTCX Converterでも読み込むことは出来なかった(TCX Converter自体はfitに対応している).